時間がないの?

6月10日
おやつのホットケーキにかけるソースを作るために
ラズベリー狩りをして、いちごのへたも
はりきって取ってくれたほしぐみさん(年長児)

いつもだったら、こどもたちの目の前でグツグツ煮て
ソースになる経過を見せてやるところなのですが、
今日はこの後会議だのなんだ予定がぎっちりで、ゆとりがない私。
「作るところをみんなに見せてあげたかったけど、
心に余裕がないよ。」と言い訳をする私に
残念そうなこどもたち。そこへ、

「時間がないの?」

と、一言聞いてくれたのは、ともゆきくん。(５才)
ごめんね。大人の心がざわめきました。
くしくも今日は「時の記念日」…

ある秋の日、外は小雨。
にじぐみ（３才児）さん、保育室にて。

隣の部屋から、ピアノの音とそらぐみ（４才児）さんの歌声が
聞こえてくる…

思い思いに粘土あそびにいそしむ、にじぐみさんたち。

　「なんか、しあわせだねぇ」

ほっこりとしたその場の空気感を、
みはるちゃん（４才）がひとことで言い表してくれました！

（ねんどあそびが、ともだちのやわらかな歌声が、しあわせ）

ほかのみんなも似たような思いを抱いていたようで
静かにうなずき合うのでした。

こどもにとっての遊びの本質をついてくれたことばです。